愛着が子どもの「根っこ」を作る🌳 お子さまが強く真っ直ぐに生きるための「基本的自尊感情」とは🤔|みらいの樹 series part2🌈✨

公認心理師・水澤靖子 / みらいの樹 series part2

身体を整え、認知機能を育て、言語力を磨く——前回の記事でお伝えした「幹」の話。しかし実は、木が嵐に耐え、何度でも再生するためには、もう一つ欠かせないものがあります。それが、地中深くに張り巡らされた「根っこ」——お子さまの「基本的自尊感情」です。

目次

「根っこ」が吸い上げるのは「愛情」という栄養

樹木にとって、枝葉を伸ばし、嵐に耐え、たわわな実をつけるために最も重要な部位——それは目には見えない「根っこ」です。

子育てにおいても同じです。どれだけ学力(枝葉)を伸ばそうとしても、根っこが細く不安定なままでは、木はいつか倒れてしまいます。根っこが吸い上げるのは「愛情」という、他の何にも代えがたい栄養です。

🌳「根っこ」の正体

それは「自尊感情」
自分は自分のままでいい
生きていていいんだという
存在そのものへの絶対的な安心感

「自尊感情」には二つの形がある

自尊感情には、見た目は似ていても、まったく異なる二つの形があります。この違いを知ることが、お子さまへの関わり方を根本から変えるきっかけになります。

⚠️社会的自尊感情(枝葉)
テストでいい点が取れた、逆上がりができた、誰かより優れているといった「成果や能力」に基づく自信。成果が出せなくなったとき、ポキリと折れてしまう危うさがある。

💖基本的自尊感情(根っこ)
何かができるからではなく「自分は自分のままでいい」「生きていていいんだ」という存在そのものへの絶対的な安心感。どんな状況でも木を支え続ける太い根っこ。

根っこ(基本的自尊感情)が細く不安定なまま、上から「学力」や「スキル」という肥料をたくさん与えても、木はその重さに耐えきれず、いつか倒れてしまいます。「学校の成績は悪くないのに自己肯定感がもてない」——そんな状態が生まれるのは、ここに原因があります。

根っこは、いつからでも育て直すことができる

「うちの子、根っこが細いかもしれない…。」そう不安に思われたお母さま、どうか安心してください。

根っこは、いつからでも、何度でも、育て直すことができます。

「根っこ」を太く、たくましく整えれば、お子さまは自分の力で人生を「花」開かせ、満足度という「実」をいくらでも結んでいけるようになります。自分を信じる力があるからこそ、学んだことを自分の人生の満足度へと変えていくことができるのです。

根っこの育て方・自尊感情の育て方については、次の記事でさらに詳しくお伝えしていきます。

「みらいの樹」シリーズ——記事一覧

このシリーズでは、お子さまの成長を「みらいの樹」にたとえ、身体・認知能力・言語力・非認知能力・愛着という順番で、一つひとつ丁寧に解説しています。

  • part1「登校しぶりの本当の正体・3つのポイント」
  • part2「愛着が子どもの根っこを作る」(本記事)
  • part3「言語力は思考力」
  • part4「非認知能力と認知能力の順番」
  • part5「身体感覚が生きる力をつなぐ」

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この記事を書いた人

教育&発達支援の専門家 公認心理師

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